こんにちはです。
今回はドロヘドロの漫画15巻(86話〜93話)のあらすじ、感想、ネタバレなどについて解説していきます!
ついにアイの正体が壊だということが判明します!
そして魔法使いの世界には雨。十字絵や煙、ニカイドウ達はホールに向かったことで、物語の舞台はホールに変わります。
今回もネタバレガッツリ含みます。
ネタバレ全然OKだぜって方はそのまま進んでみてください!
ドロヘドロ15巻の登場人物
ホールの住人
カイマン | 主人公 顔をトカゲに変えられた男 自分に魔法をかけたやつを探してる |
ニカイドウ(二階堂) | カイマンの友達 カイマンと一緒に魔法使いを殺している 空腹虫を経営している 時間を操る魔法使い |
カイマンの口の中の男 | カース 栗鼠の魔法 |
バウクス先生 | ホールで魔法使にかけられた人間を治してる |
カスカベ博士 | 魔法使いの研究をしている 魔法にかけられて子供姿をしている アスのことを知っている。 |
ジョンソン | カスカベ博士のペット 「ショッキング!」が口癖 |
13くん | ニカイドウの店に来る常連 ニカイドウのことが好きだった |
煙ファミリー
煙(エン) | 魔法使いのファミリーのボス キノコの魔法 十字目組織の壊に殺された |
藤田 | 煙ファミリーの一人 パートナーの松村を殺された |
恵比寿(エビス) | カイマンに魔法をかけた トカゲに変身するケムリをだす魔法 悪魔の髪飾りが頭に入っているので頭がおかしい |
心(シン) | 煙ファミリーの掃除屋 能井のパートナー バラバラにする魔法 人間と魔法使いのハーフ |
能井(ノイ) | 煙ファミリーの掃除屋 心のパートナーで煙のいとこ 回復の魔法 |
キクラゲ | 生命を与える動物 死骸があると煙を出す習性 泣き声は「ンニャ」 可愛い |
鳥太 | 煙のことが大好きなファミリーの一員 魔法を解く魔法をつかう |
ターキー | 煙ファミリーの幹部 食材から魔法で人形を作る魔法 人形は持ち主の元に帰る |
消 | 煙ファミリーの幹部初期のメンバー なんでも透明にする魔法使い |
魔法の世界の住人
会川 | 栗鼠のパートナー 十字目組織をよく思っていない 栗鼠が探している 正体は十字目のボス |
アイ=コールマン | ホールの人間で十字目ボス 魔法使いになる手術をした。 ぐちゃという男の正体 |
カース(カイマンの口の中にいたもの) | 栗鼠と一体化する 栗鼠の魔法の呪いの正体 |
川尻(アス) | 元々はアスという悪魔 ニカイドウの昔からの知り合い 自由に空間を移動する魔法使い |
丹羽社長 | レストランTANBAの社長 カイマンを雇う 乱暴だが良い人 |
福山 | レストランTANBAの従業員 なんでもパイにする魔法使い |
キリオン | レストランTANBAの従業員 |
十字目組織
壊(ボス) | 十字目のボス ホールから魔法の世界にきた 栗鼠を殺した、正体は会川 『何か』のなかに入った |
栗鼠 | 生首で発見されキクラゲに生命を与えてもらった カース(呪い)を使う魔法使い 自分を殺した人間を探している |
毒蛾 | 組織の幹部でボスの側近 栗鼠が殺された時を見ている |
鉄条 | 組織の幹部でボスの側近 毒蛾のことを気に掛ける カースにより負傷 |
牛島田 | 組織の幹部でボスの側近 大家さんに好かれている 力持ち |
佐治 | 組織の幹部でボスの側近 手先が器用 |
豚 | 組織の幹部でボスの側近 ナイフを器用に使う カースにより負傷 |
八坂 | 十字目の仲間になった新人 黒い粉を狙っている |
悪魔
チダルマ | 悪魔の一人 煙と仲が良い |
ハル | カスカベ博士の妻 魔法使いから悪魔になった |
ドロヘドロ15巻の各話あらすじ
86話あらすじ「プレースキッカー」
鳥太が煙に送った手紙 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・壊の魔法を解くために福山を襲おうとする佐治だが、福山によってパイにされてしまった。両者動けない中、部屋の花瓶が突然割れる。その隙にキリオンはパイになった壊を蹴って外に放り出した。
・十字目幹部は壊のパイを持ち逃げていった。
・福山は壊の声がカイマンそっくりだったのと、自分の名前を知っていたことが突っかかっていた。
・パイになった壊を治すために、能井の修復の瓶を探す十字目幹部。そんな中鳥太のケムリが見つかる。怪しいケムリだったので、壊に使う前に佐治に使うことにした。
・佐治が鳥太のケムリにより復活した。ケムリを管理している佐治は能井のケムリを持って壊に使った。1日前。
87話あらすじ「グチャノコウベ」
拷問部屋でアイの姿を見つけるカスカベ博士 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・復活した壊は十字目の模様がない会川だった。壊ではないと混乱する幹部達だが、毒蛾は会川が何者か監視するために拘束した。
・ジョンソンの嗅覚を使って、屋敷内の会川のいる場所に来たカスカベ博士。会川は拷問部屋に入れられていた。ジョンソンは何かの気配を感じていた。
・カスカベ博士が会川に「アイ=コールマンだろ」と尋ねた瞬間に会川の首が落ち、新しい首が出てくる。会川が悪夢で見る「ぐちゃという男」はアイだった。
・出てきた新しい首はカスカベ博士が見た、ホールで死体になったアイの首だった。
88話あらすじ「ストレンジラヴ」
アイの部屋の奥で見つけた『何か』 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・カスカベ博士はアイが死んだ時の過去を思い出していた。アイの首からプレートが落ちてくる。アイは骨や組織に重複が見られ、増幅させる魔法がかかっていたため、気管が圧迫して死んだと見られている。
・現在に戻りアイは体を引きずりながら、何処かに向かっていた。
・毒蛾は夏木が死んだチダルマの像の奥が気になっていた。
・アイを追うと壁一面、悪魔の腫瘍が取り除かれた首が並んでいる部屋に着く。そして黒い粉もあった。黒い粉が繋がれている先には人間でも魔法使いでもない『何か』があった。
・カスカベ博士は興奮して、アイに手伝わせてほしいというが、アイの首が会川に戻りカスカベ博士を引き止める、カスカベ博士とジョンソンは会川に倒されていた。
・会川はそこで夏木の首を見つける。
89話あらすじ「0日前」
・0日前。会川はその場を立ち去ろうとするがそこに毒蛾と鉄条がやってくる。鉄条は壊が探していた巨大ケムリ(ニカイドウが起こしたケムリ)の場所から、川尻とニカイドウの情報が手に入ったといった。会川はそれを聞いて何かを決心する。
・ハルがカスカベ博士の元に来て、研究をやめるならホールにいい。「奴は『我々の』」までいって話すことをやめた。
・栗鼠は会川のことが気になっていたが、自分を殺した人間の真相を知るためにホールに連れてってくれとニカイドウに頼む。
・会川は自分でナイフを突き立てて自殺した。
90話あらすじ「アイウィットネス」
アイが飲み込まれた黒い液体 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・魔法使いの世界には降るはずのない雨が降る。
・アイは今の自分とは全く別の自分になると決め会川が作り出された。意識の中で会川とアイは溢れ出る黒い液体の中に飲まれて行った。
・雨によって丹羽社長達は苦しんでいたが、キリオンは平気だった。
・消には記憶を消す能力もある。
・煙ファミリーや十字目も雨によってたおれていたが、心はハーフなので少しの痛みで無事だった。
・悪魔達が様子を見に来て、チダルマは「とーとー始まったか」という。
91話あらすじ「魔改造」
壊の8つの首 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・雨にやられ気絶した藤田が目を覚ますと、追っていた会川の死体がなくなっていた。悪魔達が群がっている場所に首のない死体を発見したので、急いで向かう。
・十字目に入った「八坂」は、黒い粉を探していた。
・十字目幹部は壊の部屋で物音がしたため、壊の部屋に向かう。壊の部屋の壁の首が崩れ落ちていた。その中に毒蛾は会川の首を見つける。
・首を持つと本体が出てきた。壊はまた頭が8つになっていた。そして8つのうち1つはなくなっていた。首の目に段々と十字模様が入って行く。
・藤田は8つの首の中にキリオンに切られた首を見つけるが、悪魔腫瘍がなくなっていた。
・壊は壊の部屋にあった『何か』の中に入り一体化した。
92話あらすじ「ホールインワン」
『何か』と喋る毒蛾 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
・『何か』はドアを出しホールに行こうとしていたが、ドアを入れなかった。毒蛾が手を差し伸べると「ぐちゃ」と反応がある。
・心は地下のアジトからファミリーの人間を抱え脱出した。心は雨が降っていない可能性があるホールに向かおうと提案した。
・十字目幹部は『何か』を連れて、壊のこと全てを知るためにホールに向かう。『何か』のチューブからは黒い粉が出てきていた。黒い粉目当ての八坂はそれを目撃する。
・栗鼠は自分を殺して呪いを受けたと思われるカイマンのことが気になっていた。店のことが気になり、店に帰るニカイドウは13くんに遭遇した。
・ニカイドウは煙が出せなくなっていた。
93話あらすじ「残弾」
・煙ファミリーや十字目幹部はホールにきていた。十字目幹部は『何か』が本当に壊なのか怪しみながら、毒蛾以外『何か』食べ物を調達しに行く。
・ニカイドウは魔法のBOXを開けて見た。その中には銃弾のようなものが5つあり1つは燃えカスになっていた。ニカイドウの使える魔法の回数は後4つだった。
・栗鼠はニカイドウに、自分ために魔法を使わなくていいと言う。栗鼠に対して、ニカイドウはカイマンが会川だと本当のことを話す。会川が自分を殺したことに信じられないでいるが同時に、会川は十字目じゃないので自分を殺してないとも考えていた。
・ニカイドウは栗鼠と過去に行くと話す。
魔のおまけ
・煙が死んだ後の話
・チダルマのところに煙からのお歳暮がきていた。中身は肉。
・チダルマや他の悪魔達は地獄で亡者達に罰を与えるために降臨する。
・地獄で肉の焼ける場所を探している途中で、煙の姿を見つける。
・悪魔達の寄せ集めたもので、肉を食べる悪魔達。
ドロヘドロ15巻の感想
どんどん話が複雑になってきましたねー。
特に90話の描写も本当に解釈が合っているのかわからないくらい難解でした。
アイくんが出てくるとぐちゃしか喋らないのでよくわからなくなるんですよね。(笑)
結構ラストっぽい展開になってますけど、まだまだ半分です。
まさかのここにきて新キャラ八坂も登場しました!
まだまだ楽しめますよ!
ドロヘドロ15巻の考察
栗鼠のカース化デザイン
栗鼠がカースに変身した姿 出典:『ドロヘドロ』コミックス15巻より
栗鼠がカースになった時のデザイン、すごいかっこいいんですよね!
実はこのデザインにはちゃんと意味がありました。
カースは栗鼠が死んだ時に現れると考えると、カースと栗鼠が同時に出るのは完全にイレギュラー状態です。
つまり、カースは栗鼠の姿をしていますが、栗鼠の体に戻ったことで栗鼠が重複します。
そこでデザインを見てもらうと、目や舌や耳が全て2つあるのです。
ちゃんと考えられたデザインだったんですね!