こんにちはです。
今回はドロヘドロの漫画16巻(94話〜101話)のあらすじ、感想、ネタバレなどについて解説していきます!
透明だった藤田が大活躍!今まで恵比寿や能井達の活躍が目立った分、藤田なりの根性を見せてくれました。
そして、ニカイドウが過去に行ったことで、ついにカイマンの謎が明かされます!
今回もネタバレガッツリ含みます。
ネタバレ全然OKだぜって方はそのまま進んでみてください!
ドロヘドロ16巻の登場人物
ホールの住人
カイマン | 主人公 顔をトカゲに変えられた男 自分に魔法をかけたやつを探してる アイ+カース+恵比寿の魔法 |
ニカイドウ(二階堂) | カイマンの友達 カイマンと一緒に魔法使いを殺している 空腹虫を経営している 時間を操る魔法使い |
カイマンの口の中の男 | カース 栗鼠の魔法 |
バウクス先生 | ホールで魔法使にかけられた人間を治してる |
カスカベ博士 | 魔法使いの研究をしている 魔法にかけられて子供姿をしている アスのことを知っている。 |
ジョンソン | カスカベ博士のペット 「ショッキング!」が口癖 |
13くん | ニカイドウの店に来る常連 ニカイドウのことが好きだった |
煙ファミリー
煙(エン) | 魔法使いのファミリーのボス キノコの魔法 十字目組織の壊に殺された |
藤田 | 煙ファミリーの一人 パートナーの松村を殺された |
恵比寿(エビス) | カイマンに魔法をかけた トカゲに変身するケムリをだす魔法 悪魔の髪飾りが頭に入っているので頭がおかしい |
心(シン) | 煙ファミリーの掃除屋 能井のパートナー バラバラにする魔法 人間と魔法使いのハーフ |
能井(ノイ) | 煙ファミリーの掃除屋 心のパートナーで煙のいとこ 回復の魔法 |
キクラゲ | 生命を与える動物 死骸があると煙を出す習性 泣き声は「ンニャ」 可愛い |
鳥太 | 煙のことが大好きなファミリーの一員 魔法を解く魔法をつかう |
ターキー | 煙ファミリーの幹部 食材から魔法で人形を作る魔法 人形は持ち主の元に帰る |
消 | 煙ファミリーの幹部初期のメンバー なんでも透明にする魔法使い |
魔法の世界の住人
会川 | 栗鼠のパートナー 十字目組織をよく思っていない 栗鼠が探している 正体は十字目のボス |
アイ=コールマン | ホールの人間で十字目ボス 魔法使いになる手術をした。 ぐちゃという男の正体 |
カース(カイマンの口の中にいたもの) | 栗鼠と一体化する 栗鼠の魔法の呪いの正体 |
川尻(アス) | 元々はアスという悪魔 ニカイドウの昔からの知り合い 自由に空間を移動する魔法使い |
十字目組織
壊(ボス) | 十字目のボス ホールから魔法の世界にきた 栗鼠を殺した、正体は会川 『何か』の中に入った |
栗鼠 | 生首で発見されキクラゲに生命を与えてもらった カース(呪い)を使う魔法使い 自分を殺した人間を探している |
毒蛾 | 組織の幹部でボスの側近 栗鼠が殺された時を見ている |
鉄条 | 組織の幹部でボスの側近 毒蛾のことを気に掛ける カースにより負傷 |
牛島田 | 組織の幹部でボスの側近 大家さんに好かれている 力持ち |
佐治 | 組織の幹部でボスの側近 手先が器用 |
豚 | 組織の幹部でボスの側近 ナイフを器用に使う カースにより負傷 |
八坂 | 十字目の仲間になった新人 黒い粉を狙っている |
悪魔
チダルマ | 悪魔の一人 煙と仲が良い |
ハル | カスカベ博士の妻 魔法使いから悪魔になった |
重要じゃないキャラ
ズース | バウクス先生の弟 ポジションはライト |
キンク | ズースの友達 ポジションはレフト |
ジョンソンの育ての親 | 魔法使いになりたい 魔法被害者を誘拐していた カイマンのことを見た |
ホールの坊さん | 清めの塩をかける 坊さんなのにスニーカーを履いてる |
ドロヘドロ16巻の各話あらすじ
94話あらすじ「クロスリプレイ」
逃げ出そうとする壊 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・ホールではリビングデッド前の大安売りが、中央デパートで行われていた。
・カイマンと出会ったと路地に向かうニカイドウ達。ニカイドウの魔法で過去に戻れるのは2人までなので、栗鼠と過去に戻るニカイドウ。
・そこには小さいジョンソンと以前ニカイドウを誘拐した男がいた。その男は以前路地でニカイドウのことを見たことがあると言っていた。
・魔法のドアが現れドアから毒蛾と壊が出てくる。壊は「奴は全てを奪う」と言って毒蛾に自分のナイフを預ける。毒蛾は壊の身を案じて小さい袋を持たせた。
・毒蛾がドアから出て行った後、ドアの鍵穴から何者かが進入してくる。
95話あらすじ「観念的競合」
ジョンソン達と鉢合わせるニカイドウ 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・壊の前に現れるカース。ニカイドウは壊が栗鼠の魔法を欲しがって殺したのだと納得する。
・カースに医療箱をぶつけ逃走する壊。カースはどんな攻撃も通じない、全てはね返し殺そうとする人間を殺す力があった。壊を追う時にも何人か殺している。
・カースは自分を殺した人間の全てを奪うので、医療箱もたべてしまった。カースは「これで人間に戻る」と言い壊の体内から臓器を取り出す。
・壊は元々人間に作られた、魔法使いの肉片を集めた化け物だった。壊はその他にも秘密があった。
・毒蛾にもらった小袋を開くと中からケムリ瓶がたくさん出てくるが、その瞬間壊はカースによって首をもぎ取られてしまう。カースは全てを奪うので、ケムリ瓶も食べ始める。
・カースは「まだだ」と言いケムリになって壊の体の中に入る。壊はその隙に手に隠しカースが食べ損ねたケムリ瓶を割る。それは恵比寿のケムリ瓶だった。
・一度に複数の魔法が同時にかかると魔法は効かなくなる。そしてカースは壊の体内に閉じ込められた。
・過去のニカイドウが死体を見つけ、壊を死体袋に入れる。過去のニカイドウが去って行った後にしたい袋を見にきたジョンソン達に過去に戻ったニカイドウは顔を見られてしまう。
・死体袋から出てきたのはカイマンだった。栗鼠は何かを思い出す。
96話あらすじ「無賃貸病棟」
中央病院にきた煙ファミリー 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・ニカイドウはどうして「会川が十字目のボスになったのか、頭が生え変わり生き返るのか」考えていた。
・アスは悪魔の金貨を使って、野菜を買いニカイドウに料理をさせる。悪魔の金貨はチダルマが作ったもので、チダルマの配下の土地が描かれている。
・ニカイドウは悪魔化が進行して、尻尾が生えてきた。
・バウクス先生の中央病院に煙ファミリーが来てアジトにした。
・そこにカスカベ博士を連れたハルがやってくる。
97話あらすじ「ヘナチョコふじたの大冒険」
ジョンソンにボコられる藤田 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・消さんだけは透明な藤田を感じることができる。この任務の鉄則は「何も話さない、動かさない、壊さない」だった。
・食事は食べ物が浮いてしまうので、豚が食べているお菓子を、寝っ転がりながら食べていた。
・壊がレストランTANBAにいってパイにされた時に、藤田もその場にいた。パイが破壊されないように藤田は花瓶を割った。
・その後も壊を関しして、拷問部屋でジョンソンに殴られたりしていた。
・今もホールで毒蛾と壊が入った『何か』を見張っている。
98話あらすじ「変態」
悪魔的になったニカイドウを客観的に分析する川尻 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・恵比寿と消は見ぐるみを剥がされ、中で殺されている人間を見つける。みんな坊主だった。
・ニカイドウは言動や行動が悪魔化して餃子を作っていた。それを食べた栗鼠や川尻はうますぎて脳を破壊されるような衝撃を受ける。
・毒蛾の元にホールの僧侶がやってくる。追い払おうとした毒蛾だが、急に僧侶から銃で撃たれる。僧侶の顔には十字目が合った。
99話あらすじ「遊胴尋問」
カスカベ博士と話すハル 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・ズースとキンクは川で倒れていた毒蛾を中央病院に運んでくる。バウクス先生は毒蛾がカイマンと同じ十字目だということに気が付く。
・十字目幹部達は川に戻るが、毒蛾や壊がいないことに気づく。川に流れているヘドロが壊の作り出す黒い液体に似ていることも気づいた。幹部達は壊が引きづられた後を追って地下に向かう。
・ハルはアイに近づかないようにカスカベ博士に忠告する。ハルがカスカベ博士を元の姿に戻したのは、カスカベ博士を手放せなくなるのが怖かったからだ。
・毒蛾は能井によって治療され、心にバラバラにされて尋問されていた。毒蛾の発言から藤田がまだ監視をしていることと、壊がホールに来ていることがわかる。
100話あらすじ「反透明」
壊の体内の8つの棺の空間 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・栗鼠はカースの記憶の中で、カースは壊の体内で棺が8つ並んだ謎の空間を見つけたのを知る
・ニカイドウは普段のニカイドウに戻っていた。悪魔化している間に餃子を大量に作っていた。
・栗鼠は会川を殺すために魔法の世界に帰ろうとするが、気が進まないニカイドウを察して、川尻が先に作った餃子を売ることを提案する。栗鼠はドアを出せないので渋々ついていく。ニカイドウ達は餃子を売るために中央デパートに向かった。
・壊をさらったのは八坂だった。八坂は手伝った十字目を殺して、黒い粉を独り占めしようとしていた。八坂はさらったのが自分のボスだと気づいていないので、銃で撃ったりしていた。
・藤田は消との鉄則を破り黒い粉を使い八坂を倒し、壊から煙の腫瘍を奪うことを決意する。
101話あらすじ「英雄無色」
八坂を倒した藤田 出典:『ドロヘドロ』コミックス16巻より
・八坂に魔法を使う藤田だが、魔法が強力すぎて自分の腕が吹き飛んでしまった。
・八坂は脳が飛び出ているもののまだ息があり、『何か』の脳を取り出そうとする。脳からは悪魔腫瘍がたくさん出てくる。
・藤田は瀕死の状態だったが、それを見て体が吹き飛ぶ覚悟で魔法を使った。八坂は死んだが、藤田の体は右半分なくなっていた。
魔のおまけ
・ニカイドウのお風呂に一緒に入っていた川尻、恥ずかしがるニカイドウに対して、川尻悪魔の時の気分が抜けていないと反省する。
・川尻は昔の自分を思い出すために、昔のように頼りになる人間として人の悩みを聞こうと考える。
・川尻は栗鼠のところに行くが、神経質な栗鼠を見ていると、悪魔気分で死にたくなるまで追い詰めたくなってしまう。
・ニカイドウから栗鼠をいじめないように注意される川尻。
・川尻が肉を食べているところに栗鼠が来る。栗鼠に肉を分けるが、また嫌味を行ってしまう。川尻は栗鼠を気に掛けるが、会川にも同じこと言われたと気にしていなかった。
ドロヘドロ16巻の感想
アイ(壊+会川)+カース+恵比寿の魔法=カイマン
やっとカイマンの正体が発覚します。現段階でわかっていることは、カイマンはアイがカースに襲われて、恵比寿の魔法によってトカゲ顔になった姿だということです。
そのアイは、壊や会川という人物も兼ねています。
しかし、ニカイドウも言っていた壊の頭が生え変わる謎も気になります。
もしかしたら、恵比寿の魔法で生えたということも考えられますが、ニカイドウの言動から首が生える理由っていうのも今後出てくるでしょうね。
ドロヘドロ16巻の考察
ニカイドウの魔法のダブりについて
ニカイドウは残り3回魔法が使えるので、混乱しないように整理しておきましょう。
ニカイドウの魔法は時間を操る魔法ですが、正確には過去に戻ることができる魔法使いです。
そして、その魔法を整理すると過去に戻っていてもオリジナルの人物は存在します。
ジョンソンの育て親がみたニカイドウも過去のものではなく、オリジナルのニカイドウでした。